Atlanta のダイソーに行ったんですよ。
あそこ、たまに無性に行きたくなる。日本が恋しいとか、雑貨が欲しいとか、理由はなんでもいい。
値段が日本の三倍でも、もう「はいはい、どうぞどうぞ」って感じで払う。
アメリカで暮らしてると、金銭感覚がだんだん“諦め”に寄っていく。
子どもの日本語教材なんかも置いてあって、地味に助かる。
ああいうの、日本の親は見向きもしないのに、海外に出ると急にありがたくなる。
人間って勝手だ。
で、帰り道に「なんか食べるか」と。
5 Guys 行こうとしたら、その近くに Ramen Spot なる店を発見。

ラーメン王子としては、見つけたら入らないと職務怠慢になる。
入ってみたら、日本語多め。
メニューもとんこつ、醤油、味噌、野菜、うどん……と、まぁ“日本語を話すアメリカ人が考えた日本食”みたいなラインナップ。
牛肉カレーラーメンとか、クリーミーなビーガンラーメンとか、誰が最初に思いついたのか知らないけど、責任者を一度呼んでみたい。
僕はチャーシューメンを注文。

とんこつのクリーミーなやつ。
で、思ったんだけど、アメリカのラーメンって きくらげ率が異常に高い。
子どもが毎回きくらげを避けるから、余計に目につくのかもしれないけど、それにしても入れすぎだ。
でも「きくらげ抜きで」って言う勇気がない。
もし店員に「は? 最初から入ってませんけど?」みたいな顔されたら、僕のメンタルが揚げアイスみたいに一瞬で崩壊する。
あれは無理。
アメリカで生きるには、余計な質問をしないのが一番。
味はまあ、「アメリカのラーメンってこういうもんだよね」っていう、あの感じ。
麺がいつも同じ。
中華麺のテンプレ。
太麺とか自家製麺とか、そういう“こだわり”はどこに置いてきたんだろう。
アメリカに来る途中で落としてきたのか。
そろそろ丸源ラーメンが恋しい。
あの肉そばの、醤油なのにスッと抜けるあの軽さ。
アメリカのラーメンは、なんか全部「重い」。
味も、値段も、人生も。
バーミヤンも恋しい。
あの“なんでもないのに妙にうまい”ラーメンとチャーハン。
魚米も恋しい。
はま寿司も恋しい。
日本のチェーン店って、海外に出ると急に神格化される。
さて、Ramen Spot のメニューを見ていたら、
Fried Ice Cream という文字が目に入った。
……いや、揚げるの? アイスを?
アイスを油に沈めるって、どういう精神状態で思いついたんだろう。
食べなかったけど、世の中にはまだまだ知らない食べ物がある。
そして、知らないままのほうが幸せな食べ物もある。






